Ｙボーイズ決勝Ｔへ　久保、光る積極性「勝てたこと大きい」

スパルタ・プラハ戦の後半、攻め込むヤングボーイズの久保（左）

欧州リーグ１次Ｌ最終節

　２４試合が１１日に行われ、ヤングボーイズ（スイス）はスパルタ・プラハ（チェコ）を２―０と破り、Ｉ組２位で４季ぶりに決勝トーナメント（Ｔ）へ進出。ＦＷ久保裕也（２０）は先発して後半３７分に交代した。この日で欧州ＣＬ１次リーグ各組３位の８チームを含む決勝Ｔ進出３２チームが決定。１回戦の組み合わせ抽選は１５日に行われる。

　Ｕ―２１日本代表ＦＷ久保が最高の形で手倉森ジャパンに合流する。決勝トーナメント進出へ向けて勝利だけが求められた最終戦で、トップ下として先発し勝利に貢献。「勝てたことが自分にとってもチームにとっても大きい」と逆転突破を喜んだ。

　好調キープを印象付けた。前半３２分、３９分とシュートチャンスが訪れ、後半にもＤＦ２人をかわしてシュート。「決定機を外して悔しい」と反省したものの、積極的なプレーで良い流れを呼び込んだ。１３日にバンコク入り。Ｕ―２１日本代表の手倉森監督は１４日のＵ―２１タイ代表との練習試合での起用を示唆しており、久保は「自分ができることしか表現できないけど欧州でやって何かしら身についたものがあると思う。それをピッチで表現したい」と意気込んだ。