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山形 東北勢初の天皇杯制覇逃す…J1G大阪の壁厚かった

[ 2014年12月13日 15:54 ]

<G大阪・山形>前半、G大阪・宇佐美(右)に先制ゴールを決められ、悔しがる山形のGK山岸(手前)

第94回天皇杯全日本サッカー選手権決勝 山形1―3G大阪

(12月13日 日産ス)
 7日に来季のJ1昇格を決めたばかりのJ2山形は1―3でJ1G大阪に敗戦。東北勢初のタイトルにはあと一歩届かなかった。

 J2で6位ながら、J1昇格プレーオフで4位・磐田、3位・千葉を立て続けに破り勢いに乗って臨んだ一戦。立ち上がりから積極的に攻め込んだものの、前半4分にゴールキックからつないだシュートで先制を許し、22分にはカウンターで失点した。

 0―2で折り返したものの、後半17分にはDF石川が左サイドから入れたクロスをMG松岡が中へ流し、FWロメロ・フランクがワンタッチでゴール右へ入れ1点差に。その後も攻め立てたがゴールには届かず、逆に後半40分にはFW宇佐美のゴールで3点目を失った。

 東北のクラブが決勝に進出するのは33年の仙台クラブ以来81年ぶりで、優勝すれば東北勢初のタイトルだったが、ナビスコ杯、リーグ戦を制したG大阪の壁は厚かった。

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2014年12月13日のニュース