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J2山形 山田が執念のV弾「気持ちでゴールに入れました」

[ 2014年11月26日 21:33 ]

<J2千葉・J2山形>後半26分、J2山形の山田は決勝ゴールを決めガッツポーズ

天皇杯準決勝 山形3―2千葉

(11月26日 ヤンマー)
 J2リーグ戦で年間順位6位の山形が同3位の千葉に競り勝ち、初の天皇杯決勝進出を決めた。

 2―2の後半26分、FW川西翔太(26)がドリブルでゴール正面を駆け上がる。あうんの呼吸でゴール右に走り込んだDF山田拓巳(25)が千葉の最終ラインの裏でラストパスを受けると、豪快に右足を振り抜いた。

 「(川西)翔太君からいいボールが来るのを信じて走った。ファーストタッチが良かったので、あとは気持ちでゴールに入れました」

 執念のシュートがゴールネットに突き刺さる。相手GKも反応できない強烈な一撃だった。

 山形一筋、7年目。25日には25歳の誕生日を迎え、1日遅れのバースデー弾となった。

 「厳しい練習を積んで(J2)リーグ戦終盤から実を結んできた。ここまで来たら優勝したい」。決勝の相手はJ1のG大阪。クラブ史上初の大舞台でも全力で勝ちにいく。

 ▼山形・石崎監督 1点取った後、決定的なチャンスで取れればもっと楽な展開になった。次の磐田戦(J1昇格プレーオフ)はきょうの反省をして、この勢いで臨みたい。

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