松本、敵地で６試合ぶり勝利！湘南Ｖ決定は持ち越し

＜横浜ＦＣ・松本＞前半２分、先制ゴール決め、チームメートと喜ぶ松本の犬飼（左）

Ｊ２第３５節 松本２―０横浜ＦＣ

（10月4日 味フィ西）
　Ｊ２第３５節の１１試合が４日、各地で行われ、２位松本が横浜ＦＣを２―０で下して勝ち点を６７に伸ばしたため、首位湘南の優勝決定は次節以降に持ち越しとなった。

　Ｊ１自動昇格圏の２位をキープしながらも９月は５戦未勝利と足踏みが続いていた松本だったが、この日はアウェーですっきりと勝利。前半２分に左ＣＫからＤＦ犬飼が左足で先制ゴールを決めると、同３１分には右サイド絶好の位置で獲得したＦＫをＭＦ岩上が右足で直接決めて追加点。計２０本のシュートを放って横浜ＦＣを圧倒し、６試合ぶりの勝ち点３を手にした。

　試合後のインタビューでは「走力や人数をかけた攻め、外からの崩しなど思い通りの展開ができた」と振り返った反町監督。３位磐田が大分に敗れたため、残り７試合で勝ち点差は８に開いた。「９月が難しい試合展開だったので少しスッキリしたかと思う。ただ次の試合が余計大事になってくるので、引き締め直してしっかりやりたい」と話し、Ｊ１初昇格へラストスパートをかけことを誓った。