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FC東京指揮官「ダイジョウブ」 戦力そろって鬼門突破へ自信

[ 2014年10月4日 14:52 ]

 FC東京のマッシモ・フィッカデンティ監督(46)が4日、鬼門突破に自信をのぞかせた。

 チームはこの日、翌5日のアウェー仙台戦に向け、完全非公開で調整した。ユアスタで行われたリーグ戦のアウェー仙台戦は過去、5試合戦って1分け4敗と一度も勝てていない。チームにとって大きな壁として立ちはだかっているが、1日の練習であごと口の中を切ったエースFW武藤、右膝痛で2日の練習を別メニューで調整したDF吉本もすでにチームに完全合流しているとあって、イタリア人指揮官は日本語で「ダイジョウブ」と切り出し「みんな試合に起用でできる状態。みんな状態は良い」と自信をのぞかせた。

 さらに昨年11月に右膝の手術を受け全治8か月と診断されたMF梶山も復帰し、ここ数試合で確実にプレー時間をのばしており、MF東、DF加賀もチーム合流間近、9月20日の川崎F戦で左足首を捻った三田もランニングをすでに再開しており、フィッカデンティ監督は「梶山も徐々に調子を上げている。(東)慶吾も復帰しつつある。選手の選択肢が多いことは監督にとって常に良いこと。私にとってそれは何の問題もない。状態に良い選手を起用するだけだ」と話した。

 リーグ戦は残り8試合。チームは現在、11勝9分6敗の勝ち点44で5位。首位・浦和との勝ち点差は11開いており、上位戦線に残るには仙台戦は絶対に落とせない一戦となる。

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2014年10月4日のニュース