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八百長疑惑の試合前 アギーレ氏に1200万円 スペイン紙報道

[ 2014年10月4日 05:30 ]

 3日付のスペイン紙エルムンドは、11年5月21日のスペインリーグ・レバンテ―サラゴサ戦の八百長疑惑に関し、当時サラゴサのイグレシアス会長から試合前に当時のアギーレ監督と選手9人にそれぞれ約9万ユーロ(約1240万円)が支払われたと報道した。

 サラゴサは2部降格の危機にあったが、シーズン最終戦でレバンテに2―1で勝ち、1部に残留。同会長は支払った金は試合のボーナスと説明しているが、試合の数日後に選手の口座から金が消えたとの情報もあり、検察側は賄賂としてレバンテ側に渡った疑いで調査しているという。

 なお、スポーツ専門局ESPN(電子版)は2日、アギーレ監督は検察への出頭を回避し、文書で事情説明を行う見通しと伝えた。日本協会の霜田技術委員長は「何の連絡も来ていない。コメントしようがない」と話した。

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2014年10月4日のニュース