ドゥンガ新監督　ブラジル再建へ意欲「夢より現実を」

王国再建への意欲を示したブラジル代表のドゥンガ新監督（ＡＰ）

　ブラジル代表の指揮官に復帰したドゥンガ監督（５０）が２２日に会見を開き「私が夢より現実を追うことはご存じのはず。そして努力しなければならないのが我々の現実だ」と王国再建に意欲を示した。

　１０年Ｗ杯ベスト８敗退後、アーセナルのベンゲル監督らに学んだという新監督は「現在の監督は攻撃のために守備を整備する。重要なのは前線に４、５人いい選手がいることではなく、４、５人が連係して攻撃していくこと」と持論を展開。国民からの評判は芳しくないが「いずれ理解してくれる。１８年Ｗ杯への準備を意識している」と話した。なお、１６年リオデジャネイロ五輪の同国代表監督には元ＦＣ東京監督のガーロ氏（４７）の就任が決まった。