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新潟 今季初の連敗…FC東京の最終ライン崩せず

[ 2014年7月24日 05:30 ]

<新潟―FC東京>移籍後初先発した李明載

J1第16節 新潟0―1FC東京

(7月23日 デンカS)
 新潟はホームでFC東京と対戦し、0―1で今季初の連敗を喫した。リーグ再開戦の浦和戦同様、圧倒的にボールを支配し、シュートも相手の倍を記録したが、スコアは浦和戦と同じ0―1。またも決定力不足に泣いた。

 2トップは浦和戦と同じ岡本と鈴木が先発。川又は2戦連続のベンチ外となった。リーグ中断期間中に新加入したDF李明載(イミョンジェ)が左SBで初先発する布陣で臨み、ホームの声援を背に開始からボールを支配した。だが、相手の最終ラインを崩せず、柳下正明監督は「最後の崩しで、(パスの)出し手と受け手のタイミングが合わなかった」と、判断ミス、連係ミスがあり、結果的にミドルシュートが多くなった攻撃を振り返った。守備では、FC東京の前線からの厳しいプレスからカウンターで攻められた。迎えた前半17分、DF松原のスライディングのこぼれ球を相手に拾われる不運から右サイドを崩され、クロスをFW武藤に決められて先制されてしまった。

 指揮官が「前半より良くなった」と話した後半は、14分に鈴木に代えて田中達を投入。25分にはMF田中亜をMF成岡に代えた。岡本、小林、田中達がシュートを放つが、ゴールを割れないままタイムアップ。柳下監督は浦和戦後同様、「やり続けるしかない。タイミングを合わせれば大丈夫」と話した。

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2014年7月24日のニュース