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日本の善戦たたえる「スピードあった」 コロンビア首都の観戦者

[ 2014年6月25日 09:39 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会、日本対コロンビア戦を観戦した首都ボゴタの市民は24日、勝利に沸きつつ日本の善戦もたたえた。

 大型スクリーンが設置されたボゴタ北部の公園では雨の中、チームカラーの黄色のシャツに身を包んだ市民ら千人近くが集まった。弁護士のウゴ・ヒラルドさん(49)は「日本チームは最後まで走り続けた。コロンビアは苦しんだはずだ」と話した。大学生キンバリー・ディアスさん(22)も「日本選手はスピードがあった」とほめた。

 コロンビアがいずれも勝利した対ギリシャ、コートジボワール戦では熱狂した市民の小競り合いなどで、ボゴタや西部カリで10人以上の死者が出たため、在コロンビア日本大使館は在留邦人に不要の外出を控えるよう呼び掛けていた。

 ボゴタで10年以上暮らす日本料理店従業員の福田正良さん(61)=神戸市出身=は自宅で試合を観戦。「今日の日本のプレーは3試合で一番良かった。岡崎選手のゴールはよかったが、コロンビアの方が上だった」と残念そうに話した。(共同)

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2014年6月25日のニュース