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日本 コロンビアに1―4大敗 奇跡決勝Tどころか最下位

[ 2014年6月25日 06:57 ]

<日本・コロンビア>後半、コロンビアに3点目を奪われ、頭を抱える香川

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第13日は24日(日本時間25日)、1次リーグが行われ、C組の日本(FIFAランク46位)はクイアバで、すでに決勝トーナメント進出を決めているコロンビア(同8位)と対戦。1―4で敗れて1分け2敗の勝ち点1でC組最下位に終わり、2大会連続の決勝トーナメント進出を逃した。

 日本は本田圭佑(ACミラン)大久保嘉人(川崎F)のほか、香川真司(マンチェスターU)が先発復帰。ボランチの青山敏弘(広島)はW杯初出場を果たした。コロンビアは第2戦から先発8人を入れ替え、司令塔のMFハメス・ロドリゲス(モナコ)を温存し、FWマルティネス(ポルト)らが初めてスタメンに名を連ねた。

 日本は前半途中から試合の主導権を握り、前半9分にはMF長谷部誠(ニュルンベルク)の縦パスに反応した大久保が左足でシュート。ボールをキープして試合の主導権を握る。しかし17分、カウンターからエリア内に進入したFWラモス(ヘルタ)をDF今野泰幸(G大阪)が倒してしまい、PKを献上。MFクアドラード(フィオレンティーナ)がゴール中央に決め、日本は0―1とリードを許した。

 日本はその後も積極的に攻撃を続け、33分にはゴールやや左からのFKを本田が左足で直接狙うもわずかにゴール右へ。それでも前半ロスタイム、本田の右クロスにゴール前のFW岡崎慎司(マインツ)が頭で合わせて同点とし、1―1で折り返した。

 後半、コロンビアはハメス・ロドリゲスを投入。攻撃の軸を得たことでコロンビアが攻勢を強め、同10分にはロドリゲスのパスにマルティネスが左足で合わせて勝ち越し点を挙げた。

 日本は本田のFK、大久保の右足シュートなどで再三相手ゴールを脅かしたが、コロンビアの守備を崩せず。24分にはFW柿谷曜一朗(C大阪)を投入したが実らず、逆にカウンターからマルティネスにこの日2ゴール目を決められて1―3とされた。同40分にはFW清武弘嗣(ニュルンベルク)が香川に代わって出場。しかし逆に終了間際にロドリゲスにダメ押しの4点目を決められた。

 C組のもう1試合はギリシャが2―1でコートジボワールに勝って1勝1分け1敗の勝ち点4で2位となり、初の1次リーグ突破を果たした。

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