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肋骨骨折なんの!京都 三平のダイビングヘッドで連敗ストップ

[ 2014年6月7日 17:00 ]

J2第17節 京都1―0東京V

(6月7日 西京極)
 京都がFW三平(みつひら)和司(26)の“恩返し弾”で東京Vに競り勝ち、連敗を3で止めた。

 後半24分に途中出場した三平は0―0で迎えた後半42分、ゴール前の混戦に低い姿勢で頭から突っ込むダイビングヘッドで決勝弾。東京Vトップチームでのプレー経験はないが、中学時代は東京Vの支部である「ヴェルディSS相模原」に在籍しており、「足より頭が得意なんで頭でいきました」と“古巣”相手の決勝弾に胸を張った。

 実は5月24日に行われた第15節・群馬戦で肋骨を骨折し、全治3~4週間と診断されたばかり。

 ヒーローインタビューで「大丈夫なんですか?」「大丈夫です」「心配ないんですか?」「大丈夫です」とインタビュアーとの掛けあいに力強く答えていた三平は、「では、次に先発と言われても大丈夫ですか?」と問われると「それはちょっと不安です」と弱気なところも見せたが、これでエースのFW大黒将志(11得点)に次ぐチーム2位の6得点目。最後はサポーターに向かって「1!2!…サンペーです!」とお得意のパフォーマンスで締めて笑いを誘っていた。
 

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2014年6月7日のニュース