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湘南 ドロー寸前に遠藤ヘッド弾で劇勝! 富山 ワーストタイ7連敗

[ 2014年6月7日 16:36 ]

J2第17節 湘南1―0富山

(6月7日 富山)
 首位を独走する湘南が最下位に沈む富山から土壇場で決勝ゴールを奪い、勝ち点を48に伸ばした。

 0―0のまま迎えた後半45分、右CKからつないだボールを左サイドでDF三竿雄斗(23)がクロス。そのボールをゴール前に詰めていたU―21日本代表候補DF遠藤航(21)が頭でふわりとゴールに押し込んだ。

 開幕から破竹の14連勝で首位を独走。だが、第15節の愛媛戦では思いきり引いて守り相手にシュート23本を放ちながら無得点に終わり今季初黒星を喫すると、前節の第16節・東京V戦でも同じように引いた相手にシュート20本で1得点と苦しみながら勝利をものにしていた。そして迎えた最下位・富山戦。粘り強く守る相手にまたしても苦しんだが、シュート18本でようやく相手ゴールをこじ開けた。

 DFながら、これでエースストライカーのFWウェリントン(8得点)に次ぐチーム2位の今季5得点目。攻守で首位チームを支える若武者は「セットプレーはいつも狙っているが、決められて良かった。これからも目の前の試合を勝ち点3を目指します」と爽やかな表情を見せた。

 一方、首位の湘南相手に13本のシュートを放つ健闘もむなしく敗れた富山は、2010年の記録に並ぶクラブワーストタイの7連敗となった。

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2014年6月7日のニュース