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復調示す好機だ!本田 仮想コートジ戦へ表情一変

[ 2014年6月7日 05:40 ]

ボール回しでパスを出す本田

国際親善試合 日本―ザンビア

(6月6日 米国・タンパ)
 W杯前最後の一戦で、本田が“戦闘態勢”に入った。冒頭15分のみ公開の最終調整では、1人でストレッチをこなすなど集中力を高めた。ファンのサインには応じたが、報道陣の問いかけには「お疲れさま」とつぶやくのみ。米国入り後リラックスしていた表情は一変していた。

 仮想コートジボワールとなるザンビア戦。4日の共同取材で「初戦に100%で迎える」とピークをコートジボワール戦に合わせることを明言していた。キプロス戦から2戦連続で満足なパフォーマンスを披露できていないだけに、ザンビア戦は復調のきっかけをつかむ絶好の相手でもある。国際Aマッチは通算20得点を挙げているが、対アフリカ勢は6戦3発と相性がいい。相手の身体能力の高さは認めながらも「だからといって1対1で勝てないとは言わない。タイミング良く仕掛けたり、相手の逆を取れば抜くことも抑えることも可能」と戦術眼での優位性を強調。それが自信の裏付けとなっている。

 少しずつだがコンディションも上がってきている。コスタリカ戦では1アシスト。決定的なシュートシーンもつくった。気持ち良く決戦の地ブラジルへ入るため、最後は得点で締める。

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2014年6月7日のニュース