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予定通り12会場で開催 競技場建設遅れも…FIFA「不安ない」

[ 2014年6月6日 09:53 ]

記者会見を終え、W杯トロフィーを前に笑顔を見せるFIFAのブラッター会長

 国際サッカー連盟(FIFA)は5日、サンパウロでワールドカップ(W杯)組織委員会を開き、12日(日本時間13日)に開幕するブラジル大会を予定通り12会場で開催することを確認した。

 開幕戦が行われるサンパウロや日本の1次リーグ第3戦の舞台となるクイアバの競技場は建設遅れや施設の不備が指摘されたが、FIFAのバルク事務局長は「準備は円滑に進んでいる。不安はない」と計画通りの開催に自信を示した。

 5日までに296万1911枚の入場券が購入された。内訳はブラジル人が6割を占め、米国人が2番目に多かった。

 サンパウロでは地下鉄などの従業員がストライキに入り、航空大手もストの可能性を表明した。大会への影響が懸念されるが、記者会見に出席したレベロ・スポーツ相は「想定内の問題。解決できるはず」と述べた。(共同)

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2014年6月6日のニュース