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長谷部 W杯へぶっつけ本番も…ザック監督がザンビア戦欠場示唆

[ 2014年6月6日 05:30 ]

別メニューで調整する長谷部

日本代表米合宿

(6月5日 米フロリダ州クリアウォーター)
 MF長谷部がぶっつけ本番でW杯を迎える可能性が高まった。ザッケローニ監督がザンビア戦を翌日に控えた5日の会見で「焦らずじっくりやってほしいと思っているし、W杯初戦に合わせるように調整させている」と欠場を示唆した。長谷部は2月に2度の右膝手術を受け、5月10日のシャルケ戦で復帰。同27日のキプロス戦にも後半開始から出場したが、体に張りが出たため、2日のコスタリカ戦は欠場した。その後は別メニュー調整を続けており、日本協会の原専務理事も4日に「最終的には監督次第だが、個人的にはザンビア戦は無理させない方がいいと思う」と話していた。

 ダブルボランチの定位置争いは5試合連続先発中の山口がリード。遠藤は昨秋の欧州遠征以降は、途中出場で流れを変える役割を担うことが多い。急成長中の青山がフィットしつつあるとはいえ、精神的支柱でもある長谷部はチームになくてはならない存在だ。コスタリカ戦後は「やろうと思えばできたけど、無理しなかった。リスクを負うところではない」と軽症を強調しており、W杯初戦に照準を合わせることになりそうだ。

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2014年6月6日のニュース