“朗報”Ｗ杯同組コロンビアのエース・ファルカオぶっつけ本番

コロンビア代表のＦＷファオルカはＷ杯を万全の体調で出場は不可能と明らかに

　コロンビア代表ＦＷのラダメル・ファルカオ（２８＝モナコ）が１６日、スペイン・マルカ紙の取材に応じ、「１００％の状態でＷ杯に出場するのは不可能だ」と明らかにした。１月に左膝前十字じん帯を負傷して手術を受けたファルカオは、３０人の予備登録メンバー入りしており、この日からクラブの練習に復帰。エースの超弱気発言は、１次リーグＣ組で同組の日本にとっては“朗報”となりそうだ

　クラブの公式サイトによれば、練習ではスパイクを履いてパス回しを行い、軽めのシュートも数本放ったという。当初は全治６カ月でＷ杯出場は絶望的と見られていただけに、予想を上回る回復だが、６月１４日の初戦ギリシャ戦は４週間後に迫る。ほぼぶっつけ本番となることは免れないだけに、本人も「厳しいプレーが不足している。もし感触が良ければ（Ｗ杯に）行くだろうが、自分に確信を持てなければ行かないのが妥当」とした。

　母国では「エル・ティグレ（虎）」の愛称を持つ。まずは６月２日までに発表される２３人の本メンバー入りするかどうかに注目が集まる。