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なでしこ 7大会連続のW杯決めた!7発でヨルダンに快勝

[ 2014年5月18日 23:09 ]

<日本・ヨルダン>前半、先制ゴールを決め、笑顔で駆けだす吉良

女子アジア杯1次リーグA組最終戦 日本7―0ヨルダン

(5月18日 ベトナム・ビンズオン)
 なでしこ、W杯出場決めた!15年W杯予選を兼ねた女子アジア杯は18日、ベトナム・ビンズオンで1次リーグA組最終戦が行われ、なでしこジャパンはヨルダンと対戦。前半、FW吉良の代表初ゴールで先制すると、その後はゴールラッシュで7―0と快勝。勝ち点7で並んだオーストラリアに得失点差で上回りA組1位が確定。22日の準決勝進出を決めるとともに、来年6月の女子W杯カナダ大会の出場権を獲得した。

 1次リーグ第2戦のベトナム戦から中1日で迎えたこの日の第3戦。佐々木監督は第2戦から先発全員を入れ替え、MF猶本を初めて先発起用するなど、フレッシュなメンバーで臨んだ。

 前半から攻勢に出る日本は再三、ヨルダンゴールに襲い掛かった。守備的な相手になかなかフィニッシュを決められない中、前半26分だった。左サイドからMF宇津木の浮き球クロスにFW吉良が頭で合わせ、代表初ゴールで先制。同45分にはMF阪口のシュートが右ポストに弾かれると、そのこぼれ球に走り込んだ中島が強烈な右足ミドルシュートを放って加点した。

 2点リードで折り返した日本は、後半も相手を圧倒。3分、MF猶本の左クロスをFW高瀬が胸で落とし、MF阪口が右足でゴール左に決めて3点目。同23分には相手のオウンゴール、31分には中島がFKを直接決めてこの試合2得点目を奪った。37分にも阪口、50分には吉良がゴールを決めて、計7得点で圧勝した。

 ベトナム戦での4ゴールに続いて大勝を飾った日本は、1次リーグを3戦2勝1分けで終えた。勝ち点7でオーストラリアと並んだものの、得失点差で上回ってA組1位で準決勝に進出。W杯出場を決めるととともに、初のアジア制覇へ着実に歩を進めた。

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