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岡崎 香川超え14発を地元大絶賛!GMからは「王様」の称号も

[ 2014年4月28日 05:30 ]

欧州主要1部リーグでの日本選手のシーズン得点記録を更新したマインツの岡崎(右)

 26日のホームのニュルンベルク戦で今季14点目を決めたマインツの日本代表FW岡崎慎司(28)が「王様」の称号を与えられた。欧州主要リーグでMF香川真司(25=マンチェスターU)がドルトムント時代の11~12年シーズンにマークした日本選手最多得点記録13を更新したストライカーをクラブ幹部が絶賛した。

【岡崎 日程と成績 順位表 得点ランク】

 慎司が真司を超えた。今季14点目を挙げた岡崎は欧州での日本人最多ゴールに「自分はFWであいつ(香川)は中盤。そういう意味で面目が立った。超えられたから言えるけど、超えられなかったら内心、言い訳をしようかなと。マインツなんで…みたいな」と冗談交じりの言葉の中にストライカーとしての誇りをのぞかせた。前節で2得点を叩き出し、勢いのままに記録を塗り替えた。「自分が生き残るために取ってきたゴール。記録に残るというのはうれしい。やってきたかいがある」。ドイツ挑戦4年目で才能が花開いた。

 シュツットガルトではサイドMFを任され、昨季わずか1得点。今季加入したマインツで1トップに入ると周囲と強固な信頼関係を築いた。岡崎獲得に動いたハイデルGMは「私たちのサッカーがとても合っている。ペナルティーエリアでは彼は王様だ」と絶賛した。地元のビルト紙も25、26日に行われたブンデスリーガでのベスト11に選出。ドイツで確固たる地位を築いた岡崎は「自分が(記録を)超えて、また誰かが超えて、それが当たり前になれば、日本の歴史ができていく」と日本サッカーを引っ張っていく決意を見せた。

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2014年4月28日のニュース