広島　６試合ぶり黒星　超過密日程にも森保監督「連戦は誇り」

前半、シュートが外れ倒れる広島・佐藤

Ｊ１第９節 広島０―３鹿島

（Ｅスタ）
　広島はホームで鹿島に３発を浴び、３月１５日の第３節・浦和戦（Ｅスタ）で負けて以来６試合ぶりの黒星で今季２敗目を喫した。

　２３日に決勝トーナメント進出を決めたばかりのアジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）も含め、この日の鹿島戦が１５日間で５試合目という超過密日程。さすがに疲労は隠せないが、森保一監督（４５）は「この連戦を誇りに思って戦っているし、言い訳にはならない」とした上で、試合後のロッカールームでは「ホームで０―３で負けるということはあってはならないこと」と選手に話したことを明かした。

　鹿島以来史上２チーム目の３連覇を目指す広島にとっては試練だが、またも中２日で２９日には鳥栖戦が控える。またしても体力的、精神的に厳しい戦いとなるが、指揮官は「気持ちを切り替えて、少しでもメンタルをフレッシュにしてやりたい」と結んだ。