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コロンビア代表FWバッカ弾!セビリア先勝に貢献、ザック脅威だ

[ 2014年4月26日 05:30 ]

<セリビア・バレンシア>ワンツーから抜け出し冷静に沈めたコロンビア代表のバッカ(左)

欧州リーグ準決勝第1戦 セビリア(スペイン)2―0バレンシア(スペイン)

(4月24日)
 準決勝第1戦の2試合が24日に行われ、セビリアはホームでバレンシアとのスペイン勢対決に2―0で先勝。コロンビア代表FWカルロス・バッカ(27)がチーム最多の今大会4点目を挙げて勝利に貢献した。また昨季準優勝のベンフィカはホームでユベントスに2―1で競り勝った。第2戦は5月1日に行われる。

 コロンビア代表としてW杯ブラジル大会出場を狙うセビリアのFWバッカが、またも高い決定力を見せつけた。1―0で迎えた前半36分、ワンツーでゴール前に抜け出すと、冷静に右足で相手GKの左を抜きネットを揺らした。ポルトを破った準々決勝第2戦に続く2戦連続得点で決勝進出王手に貢献。「素晴らしい相手に良い試合をして勝てた。重要なのは無失点に抑えたこと」と自分のことよりも、守備陣の奮闘を称えた。

 W杯1次リーグで日本と対戦するコロンビアはエースのFWファルカオが左膝負傷で本大会に間に合うか微妙な状況で、バッカはその代役候補だ。昨季はベルギーのクラブ・ブリュージュでリーグ得点王&MVP。今季加入したセビリアでは国内リーグでチーム最多に並ぶ14得点を挙げるなど実力は折り紙付きだ。

 ただしコロンビアには、細貝の同僚で来季ドルトムント入りが決まったラモス(ヘルタ)ら力があるストライカーがそろっており、欧州リーグ制覇につながるゴールを重ねてさらなるアピールを狙う。

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