×

鹿島 若手センターバックコンビが広島封じ 柴崎「あれくらいやってくれないと」

[ 2014年4月26日 22:43 ]

後半9分、ゴールを決めた遠藤(25番)と喜びを分かち合う鹿島イレブン

J1第9節 鹿島3―0広島

(4月26日 Eスタ)
 鹿島は敵地で広島を3―0で破り、首位に返り咲いた。

 リーグ初先発となったU―21代表DF植田と、日本代表候補DF昌子の平均20歳センターバックコンビが相手の強力攻撃陣をシャットアウトし、3試合ぶり勝利に貢献した。
 
 前半27分に広島FW佐藤への強烈なタックルを見舞った植田は「無失点は良かったけど、もっと攻撃面で改善することが必要。試合に出ることが目標ではないし、鹿島でレギュラーを取って戦いたい」と喜びよりも課題を強調。

 兵庫県内に住む両親や母校・米子北の恩師や生徒が応援に駆けつけた前でDFラインを統率した昌子は「父親はプロになって初めての観戦。“おめでとう”と褒めてもらえたのは正直嬉しい」と“親孝行”できたことに笑 みを浮かべた。

 DF青木の出場停止でつかんだ出場チャンスをモノにした植田について、日本代表MF柴崎は「ポテンシャルを考えると、あれくらいやってくれないと物足りない。ただピッチ内でのコミュニケーション力は昨年と余り変わっていない。もっと色々なサッカーを知って、センターバックならもっと喋れないといけないし改善しないと。壁を乗り越えると一気にバンといく」とさらなる成長に期待を寄せた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年4月26日のニュース