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C大阪 ただ一人元気な南野 首位撃破の原動力だ!

[ 2014年4月26日 05:30 ]

ポポヴィッチ監督(左)に肩を揉まれて笑顔の南野

 ただ1人フレッシュな19歳が首位撃破の原動力だ。C大阪は25日、大阪市此花区で神戸戦(26日、ノエスタ)を前に紅白戦などで調整した。

 ACL1次リーグ突破を決めた中国での山東魯能戦(23日)を終え帰国したのは前日午後9時。激闘の末つかんだ勝利だけに、その代償も大きい。山東戦と同じ3―4―3のフォーメーション、同じメンバーで組んだ主力組は、疲労蓄積もあって戦術の確認程度にとどまった。試合中に頭部を打ったGK金鎮鉉は現れなかった。

 体力的に苦しい状況の上、中2日で迎える首位との戦いだけに、期待がかかるのは試合を欠場したMF南野だ。今週は大阪に居残り、大熊U―18監督のもとでユースの選手たちと汗を流し厳しいメニューを消化した。

 「もちろん、万全です。出場すれば2人分走る気持ちでやりたい」と気持ちを高ぶらせる。この日はサブ組でプレーしたものの、そのスピードが神戸DFにとって最大の脅威となるだけにフル活用しなければ意味はない。勝てば優勝戦線に浮上する一方、負ければ首位と勝ち点9差に拡大する一戦。序盤のヤマ場は若者の勢いに託す。

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2014年4月26日のニュース