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ミラン新監督は英語も流ちょう 「10番」後継の本田に追い風

[ 2014年1月15日 08:30 ]

 日本代表MF本田圭佑(27)が所属するACミランの新監督に元オランダ代表MFクラレンス・シードルフ氏(37)の就任が決まった。本人が14日に現役引退と監督就任を認めた。15日にもミラノ入りし、早ければ19日のセリエA・ベローナ戦から指揮を執る見通し。

 アヤックス、Rマドリード、ACミランの異なる3クラブで欧州CLを制したことでも知られるシードルフ氏はイタリア語やスペイン語など6カ国語を操る頭脳派。英語はアッレグリ前監督よりも流ちょうで、英語での意思疎通を必要とする本田にとっても追い風となる。

 06~12年にミランの10番を背負った元司令塔から、直接心構えを説かれることになる10番の後継者。14日の会見ではタソッティ暫定監督が15日のイタリア杯・スペツィア戦での本田先発を明言。ホームで公式戦先発デビューを果たす一番で日本のエースが新指揮官に実力を証明する。

 ▼クラレンス・シードルフ 1976年4月1日、南米スリナム(旧オランダ自治領)生まれの37歳。アヤックス時代の92年に16歳でプロデビュー。95年サンプドリア、96年Rマドリード、00年インテル・ミラノへ移籍し、02~12年はACミランでプレー。06年から背番号10。12年にボタフォゴ(ブラジル)へ移籍。94~08年にオランダ代表でプレーし国際Aマッチ通算87試合11得点。1メートル77、82キロ。利き足は右。

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2014年1月15日のニュース