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J次期チェアマンに村井理事有力 若さも魅力54歳

[ 2014年1月15日 06:48 ]

 Jリーグの次期チェアマンに元リクルート・エージェント社長でJリーグ理事の村井満氏(54)が有力になっていることが14日、明らかになった。

 Jリーグはチェアマンの改選期をリーグ戦の開幕前に変更することを決め、16日に臨時理事会を招集。17日のJ1、J2合同実行委員会で討議し、31日に臨時総会を開催して次期体制を承認する。同時に大東和美チェアマン(65)が退任する意向で、次期チェアマンの選任を急いでいた。

 Jリーグは来年度から2ステージ制への移行とチャンピオンシップ導入を決めたが、人気回復とビジネスとしての基盤強化が最重要課題でグローバルな視点を持つリーダーが求められてきた。村井氏はJリーガーのセカンドキャリアをサポートする事業をリクルート社が請け負ったことがきっかけで08年からJリーグ理事に就任。現在はリクルート社の関連会社RGFの会長を務めている。

 理事として各クラブの社長とも交流があり、サッカー界の現状を熟知。現在は香港に基盤を置く企業の経営に携わっており、Jリーグのアジア戦略とも合致する。54歳の若さも魅力で再建のキーマンとしてうってつけだ。

 ▼村井 満(むらい・みつる)1959年(昭34)8月2日生まれの54歳。浦和高、早大法学部卒。83年日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社。00年同社人事担当執行役員就任。04年リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)代表取締役社長就任。06年リクルートエージェント(同)代表取締役社長就任。11年RGF Hong Kong Limited取締役社長就任。13年同社会長就任。

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2014年1月15日のニュース