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本田入団会見 地元紙記者「ベッカムのような国際的なスター選手の扱い」

[ 2014年1月8日 23:05 ]

ACミランのガリアーニ副会長と握手する日本代表MF本田圭佑

 サッカー日本代表の本田圭佑選手(27)は8日、ACミランの本拠地サンシーロ(ジュゼッペ・メアッツァ)競技場内の特設会場で入団記者会見に臨み、堂々とした態度と力強い言葉で日本の「ホンダ」をイタリアの人々に印象づけた。

 本田選手の横顔を模したロゴマークが飾られた会場は、注目の大きさを物語るように日本、イタリアをはじめ世界中から約200人の報道関係者で埋まった。ガリアーニ副会長と並んでの会見は、英語で行われ「日本人には絶対に諦めない強い気持ちと規律がある。自分もそう。それをピッチで見せたい。ミランでチャンピオンになりたい」と、強い決意を世界に向けて発信した。

 スーツ姿で終始、緊張感のある表情だったが、ユニホーム姿で本拠地に立つ自身の映像が流れた時には、かすかな笑みも浮かべた。「緊張していないというとうそだが、思ったほどでもない。日本語なら、あと3時間はしゃべれたかな」と余裕も見せた。地元記者を相手に時折笑いも取るなど、動じない姿勢は普段通り。最後は「PIACERE(初めまして、よろしく)」とイタリア語のあいさつで締めた。

 地元スポーツ紙トゥット・スポルトのステファノ・パスクイーノ記者は「(元イングランド代表の)ベッカムのような国際的なスター選手の扱いだった」と驚きを込めて語った。(共同)

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