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ラジャ・カサブランカ 南米王者破り決勝進出 クラブW杯

[ 2013年12月19日 06:21 ]

<ラジャ・カサブランカ―アトレチコ・ミネイロ>南米王者を破り、サポーターにアピールするラジャ主将のメトワリ

 トヨタ・クラブワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)、モロッコのマラケシュで準決勝1試合を行い、今大会初陣となる南米代表のアトレチコ・ミネイロ(ブルジル)と開催国枠で初出場のラジャ・カサブランカ(モロッコ)が対戦した。

 先制したのは地元もラジャ・カサブランカ。後半6分、左サイドからのカウンターから、最後はFWラジャが右足でゴール。スタジアムが大歓声に包まれた。

 しかし後半18分、ミネイロのMFロナウジーニョが魅せる。相手GKが一歩も動けない芸術的FKを決め、同点に追いついた。

 後半39分、PKを得たラジャは、主将のメトワリが落ち着いてゴール右へ。勝ち越しゴールに、スタンドが再び沸いた。終了間際に1点追加したラジャが、南米王者を破る歴史的金星で決勝進出を決めた。

 欧州王者のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)との決勝は21日(日本時間22日)行われる。アトレチコ・ミネイロは同日開催(広州恒大戦)の3位決定戦に回る。

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