リベリ先制ボレー　バイエルンМ完勝！クラブ世界一王手

＜広州恒大・バイエルンМ＞前半４０分、バイエルンМのリベリが先制点を挙げる

ＦＩＦＡクラブＷ杯 バイエルンМ３―０広州恒大

（12月17日）
　１７日にモロッコのアガディールで準決勝１試合を行い、欧州王者のバイエルン・ミュンヘンがフランス代表ＭＦフランク・リベリ（３０）の得点などでアジア王者の広州恒大（中国）に３―０で快勝。２１日（日本時間２２日）の決勝で、南米王者のアトレチコ・ミネイロ（ブラジル）と開催国枠のラジャ・カサブランカの勝者と対戦する。広州恒大は同日開催の３位決定戦に回る。

　バイエルンＭはアジア王者に力の差を見せつけた。シュート数は２７対２、ボール保持率は７２％。前半４０分にリベリが左ボレーで先制すると、その４分後にＦＷマンジュキッチが頭で追加点。後半２分にＭＦゲッツェのミドル弾と、相手の集中力が緩んだハーフタイム前後に一気に３点を奪った。グアルディオラ監督が「ビデオは４、５試合見た」と言うように格下相手でも手を抜かずに分析し、ベスト布陣で圧倒。バルセロナ時代に続く３度目の優勝に王手をかけた指揮官は「素晴らしい出来だった。タイトルを獲りたいね」と決勝に自信をのぞかせた。