日本代表新ユニテーマは「円陣」１６日オランダ戦で初披露

「円陣」がテーマの新ユニホームで日本代表イレブンが互いに手を回して円陣のポーズをする

　日本サッカー協会と日本代表公式サプライヤーのアディダスは１１日、来年６月のＷ杯で使用する新ユニホームを発表した。

　新たなテーマは「円陣」と「超軽量化」。デザインで従来と大きく変更された点は、両肩をつなぐよう、背中の部分に蛍光レッドの線が引かれた点。「円陣」を組んだ際、一つの輪ができるように描かれたもので、結束を意味する。左胸にはエンブレムを中心に広がる１１本のラインを採用。ストッキングにも「円陣」を表現した１１本のラインが施された。

　素材は軽量の糸を使用し、１０年Ｗ杯モデルよりも６グラム軽い９０グラムとなった。より快適に、究極の動きやすさを実現している。ザッケローニ監督は「円陣のコンセプトは非常に気に入ってます。素材のテクノロジーも進んでいる」と話した。

　新ユニホームのお披露目は１６日のオランダ戦。フルメンバーで臨んだ海外での国際Ａマッチは５連敗中だが、新たな戦闘服が浮上のきっかけとなるか。