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浦和 興梠移籍1号お預け…2点差追いつくもドロー

[ 2013年3月17日 06:00 ]

<大分・浦和>選手にアドバイスする浦和・ペトロヴィッチ監督

J1第3節 浦和2-2大分

(3月16日 大銀ド)
 浦和の鬼門突破はならなかった。開始5分間で2失点。前半8、42分に原口と阿部の得点で追いついたもののFW興梠が無人ゴールへのシュートを外すなど、あと1点が遠かった。敵地の大分戦は6戦勝ちなし。ぺトロヴィッチ監督の怒りは主審とメディアに向けられた。

 「日本で主審に対する意見はタブーとされているが世界ならば、主審は映像を見せられ“この場面はどういうことだ?”とマイクを向けられる。2度ほど(浦和が)PK(を得る場面)があったのではないか」。問題視したのは後半25分の興梠と大分DF高木がペナルティーエリア内でもつれた場面。興梠が倒されたかに見えたが、PKを与えられなかった。さらに失点について質問をした報道陣には「なぜネガティブなことばかり聞く?」と激怒。前半5分以降は主導権を握り続け、大分の2倍のシュート16本を放ったチームを擁護した。

 ただ、それでも勝ち点1止まりで、開幕からの連勝も2でストップ。興梠は「PK(を取ってくれなかったこと)よりも決定機を外したことが悔しい。忘れられない試合になる」と自らの責任を口にした。

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