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本田 石垣島自主トレ生きた 途中交代は「筋肉系にリスクがある」

[ 2013年2月7日 06:55 ]

<日本・ラトビア>後半15分、本田(中央)はゴールを決め、アシストした香川(右手前)を指さす

キリンチャレンジ杯 日本3-0ラトビア

(2月6日 ホームズ)
 日本代表は今年初戦でラトビア代表に3―0で勝った。前半41分にFW岡崎慎司(26=シュツットガルト)の国際Aマッチ通算30点目で先制すると、後半15分にMF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)がMF香川真司(23=マンチェスター・ユナイテッド)のアシストから左足で叩き込んだ。

 本田にとって1月に沖縄県石垣島で行った自主トレが生きた。09年東京マラソン覇者サリム・キプサング(33)、11年大阪マラソン王 者エリジャ・サング(29=ともにケニア)と走り込んだ。

 20メートルを決められた時間内に走る20メートルシャトルランでは2人の記録に肉薄。持久力だけでなく敏しょう性も求められるテストで好結果を残したが、その成果を見せた。得点の場面ではハーフウエーライン付近からゴール前までダッシュ。相手選手は誰も付いてこられなかった。

 1月17日に合流したCSKAモスクワのスペイン合宿では発熱で親善試合を欠場するなどコンディションが万全でなかったため後半17分に交代。試合後、ザッケローニ監督に「100%ではない中、これ以上プレーすると筋肉系にリスクがある」と説明を受けた。

 3―0の快勝にも「内容を見ても納得はできていない」。3月26日には勝てばW杯出場が決まるヨルダン戦が控えるが「弾みがついた?」との問いにも「まだですね」。それでも本田―香川のホットラインがつながったことはW杯ブラジル大会へ向けて光明だ。

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