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ホットライン開通!香川から初の本田弾!!日本 13年初戦は3発快勝

[ 2013年2月7日 06:00 ]

<日本・ラトビア>後半15分、本田(中央)はゴールを決め、アシストした香川(右手前)を指さす

キリンチャレンジ杯 日本3-0ラトビア

(2月6日 ホームズ)
 日本代表は今年初戦でラトビア代表に3―0で勝った。前半41分にFW岡崎慎司(26=シュツットガルト)の国際Aマッチ通算30点目で先制すると、後半15分にMF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)がMF香川真司(23=マンチェスター・ユナイテッド)のアシストから左足で叩き込んだ。本田と香川のコンビによるゴールは初。日本は3月26日のW杯最終予選でヨルダンに勝てば5大会連続5度目の本大会出場が決まる。

 ついにホットラインが開通した。1点リードの後半15分。ピッチ中央付近で本田がボールを受けると左サイドの香川にパス。香川がドリブルで駆け上がる。本田はゴール前へ走り込むと、香川からの折り返しを左足で合わせた。GKの右手をかすめる技あり弾。3得点した昨年6月8日のW杯アジア最終予選ヨルダン戦以来7試合ぶりのゴールで試合を決定付けた。

 「真司(香川)がしっかり相手を引き付けてくれた。フリーでシュートを打てたし、良いパスだった。僕はホンマ、シュート打っただけ」

 初めて香川と同時に出場したのは09年5月27日のキリン杯チリ戦。以来18試合目の競演で初めて2人のコンビで得点を挙げた。

 常々「世界一になるためには真司の力が必要」と話す本田。香川とはトップ下のポジションを争う関係にありながら、かわいい弟分でもある。香川がC大阪に在籍した頃には海外移籍の相談に乗り背中を押した。香川がマンチェスターU移籍を実現させたことには「俺もビッグクラブにふさわしい」とライバル心を隠さないが、後輩の成長をうれしく思っている。だからこそ得点後に歓喜の輪に入ってこない香川を何度も手招きして指さし呼び寄せ、頭をなでて感謝の気持ちを表した。

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