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悔しさぶつけた!柏 V弾の渡部「セットプレー狙っていた」

[ 2013年1月1日 16:31 ]

天皇杯決勝 柏1-0G大阪

(1月1日 国立)
 値千金の一撃だった。決勝ゴールを決めた渡部は試合後「セットプレーは狙っていたので何としても決めたかった」と最高の笑顔をつくった。

 チャンスは前半35分に訪れた。ワグネルが左足で放った左CKに、ゴール前でタイミング良く相手DFの前に体を入れた渡部が、頭を合わせた。待望の先制点。立ち上がりからG大阪の攻撃力の前に劣勢に立たされながら、ワンチャンスを生かした。

 「ずっと(試合に)出られない状態でやってきたんで…。絶対に勝つんだと思ってやっていました」。今季リーグ戦出場は5試合のみ。そんな悔しさをプレーにぶつけた。

 リーグ戦は6位に終わったが、天皇杯制覇でACL切符を手に入れた。「最後に喜ぼうとみんなで話していたので良かった」。渡部はそう言って、また白い歯を浮かべた。

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2013年1月1日のニュース