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いまだJからオファーなし…木下“就活”アピール弾!

[ 2013年1月1日 06:00 ]

<滝川二・山形中央>巧みなドリブルで山形中央を翻ろうする滝川二・木下(左)

全国高校サッカー選手権1回戦 滝川二2-0山形中央

(12月31日 市原)
 滝川二が2年ぶりの優勝へ快勝発進した。OBの日本代表FW岡崎が応援に駆けつける中、特に発奮したのが「岡崎さんは憧れ」というMF木下。前半38分、左足で先制点を奪うと、後半6分の追加点でも起点。「点を取ってやろうと思っていた」と笑顔。岡崎も、左サイドから得意のドリブルで相手ゴール前に切れ込む木下を「緩急をつけられるし、連係でもいける選手」と称えた。

 木下はナイキ主催のスカウトプロジェクト「ザ・チャンス」で世界10万人の応募の中から8月に16人の有望選手に選出された。新年から始まるスカウティングツアーでマンチェスターUなどのビッグクラブを巡り、そこで目に留まれば契約のチャンスもある。だが、一方でJリーグからのオファーはない。夢は大きくても現実は進路未定だ。「できればJ1に入りたい。進学も考えたけど、スカウトツアーもあるし…。この選手権が就職活動」と意気込んだ。

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