カズ晩餐会フットサルでも！協会に新ポスト設置提言も

フットサル日本代表チームの解団式を行ったホテルを出る三浦

　カズがフットサル代表版の晩餐（ばんさん）会を開く！Ｗ杯タイ大会で初の１６強入りを果たしたフットサル日本代表は１３日、成田空港着の航空機で帰国した。フットサルの活動がひと区切りとなった三浦知良（４５＝Ｊ２横浜ＦＣ）が年末にもフットサル代表戦士を集め、盛大な打ち上げ開催を計画していることが分かった。

　カズは「いい仲間と過ごせ、知り合うことができた。今後に生かしたい」と繰り返した。先月１６日からサッカー日本代表時代も経験のない２８連泊の合宿で生活を共にしフットサルの未来を語り合った。だからこそ、ファミリーとしての絆を今後も継続させたいと考えている。主将の木暮は「年末にやろうと言ってもらいました」と早くも再会を楽しみにしている。

　タイをたつ直前もプチ晩餐会が開かれた。空港内のカフェで自然とカズを中心に輪ができた。「日本協会にはフットサル出身の人が少ない。例えば木暮が選手の要望を協会に伝える役目を果たすのもいいと思う。それは選手を続けながらもできる」。日本サッカー協会とのパイプ役となる新ポスト設置を提言するなどアイデアは尽きなかった。

　カズと言えば香川、長友らサッカー日本代表の欧州組を集めての晩餐会が恒例化している。打ち上げは、まさにそのフットサル版だ。再び選手としてフットサルのピッチに立つ可能性は「今のところ予定はないよ」と笑うが今後もサッカー界、フットサル界両方を引っ張っていく。