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森岡 反撃2発実らずも…W杯チーム最多4得点で存在示す

[ 2012年11月12日 06:00 ]

<日本・ウクライナ>後半、後ろから引きずり倒される森岡(右)だがレッドカードは出ず

フットサルW杯決勝T1回戦 日本3-6ウクライナ

(11月11日 バンコク)
 昨季のFリーグでMVPと得点王に輝いた森岡が、意地の2発を叩き込んだ。6点を追う後半10分に木暮のシュートを胸に当てながら押し込むと、その1分後には個人技で右サイド突破。強烈なシュートをネット左上に突き刺した。

 「世界と戦えることは示せたけど、もっと早く日本国籍を取得できていたら貢献の大きさも違った」。日系2世の父とペルー人の母を持つ日系3世。日本代表への憧れを持ち続け、今年8月に日本国籍を取得し、33歳にして初めてのW杯出場にこぎ着けた。

 「この結果には悔いが残る。もっとゴールチャンスはあったけど決めきれなかった」と満足感はなかったが、チーム最多4得点で存在は示した。8強進出は逃したが金髪をなびかせる“フットサル界の本田圭佑”は、初の決勝トーナメント進出の原動力だった。

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