ヤングなでしこ　横山バースデー弾も「課題が残った」

＜日本・カナダ＞前半、先制ゴールを決め、抱き合って喜ぶ横山（左）

Ｕ―２０女子国際親善試合 日本２―２カナダ

（8月13日 あづま総合運動公園）
　“大野２世”の異名を持つヤングなでしこのＦＷ横山久美（岡山湯郷）が前半２０分に先制ゴール。自らの１９歳の誕生日を祝った。

　左サイドでパスを受けると、得意のドリブルで中央へ。相手ＤＦをかわして右足から放たれたボールはゴール右隅に突き刺さった。「自分の得意なコースだった。勝利できたらよかったが…」と横山。チームは圧倒的にボールを支配し、２度先行しながら追いつかれてドロー。Ｕ―２０女子Ｗ杯の開幕が１９日に迫っていることもあり「課題がたくさん残った」と浮かれた様子はなかった。