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ヤングなでしこ、カナダとドロー U―20W杯に向け課題も

[ 2012年8月13日 20:55 ]

<日本・カナダ>前半、先制ゴールを決め、抱き合って喜ぶ横山(左上)

 サッカー女子のU―20日本代表「ヤングなでしこ」は13日、福島市のあづま総合運動公園陸上競技場でU―20カナダ代表と国際親善試合を行い、2―2で引き分けた。前半20分にFW横山久美(岡山湯郷)のゴールで先制。後半13分に同点に追いつかれると、同40分に勝ち越すも、その3分後に再び追いつかれた。

 U―20女子ワールドカップ(W杯)で初優勝を目指す日本にとって本番前最後の実戦。序盤から主導権を握りながら再三のチャンスに決定力に欠いた日本だったが、前半20分、左サイドでボールを受けた横山がドリブルで中央に切れ込み、右足でミドルシュート。ボールはゴール右に突き刺さった。

 後半もボールを支配していた日本だが、13分にカウンターからリチャードソンにゴールを決められてしまう。同40分に田中陽子(INAC)の右サイドからのFKが浜田遙と競り合った相手DFの頭に当たってゴール。しかし、その3分後にレオンにゴールを決められてしまう。失点はともにスキを突かれたもので、本番に向けて課題を残す内容となった。

 U―20女子W杯は19日に日本で開幕。16チームが4組に分かれて1次リーグを行い、各組2位までが準々決勝に進む。A組の日本は宮城スタジアムで19日にメキシコ、22日にニュージーランドと対戦し、26日に東京・国立競技場でスイスと戦う。

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