香川、ユース時代のクラブ訪問「個性の大切さをここで学んだ」

　サッカーの日本代表ＭＦでマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）への移籍が決まった香川真司が２０日、ユース時代に所属していたＦＣみやぎバルセロナ（仙台市）を訪問し、選手として原点となった同クラブでの経験について「個性の大切さをここで徹底的に学んだ。それがないと世界で戦っていけない」と語った。

　新天地に向けては「これまでで最大の挑戦で、想像以上のプレッシャーがある。結果を残してさらにレベルアップしたい」と力を込めて話した。子どもたちの練習にも参加した。

　この日は宮城県白石市の福岡小学校も訪れ、ミニゲームなどで、子どもたちと交流した。これは東日本大震災の被災地復興応援プロジェクトの一環で、１９日も福島県の小学校でサッカー教室などを行った。