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香川 福島で小学生指導「夢を与えられる存在でいたい」

[ 2012年6月20日 06:00 ]

日立木小学校を訪問し、子どもと交流するサッカー日本代表の香川真司選手

 “真司先生”が超名門クラブでの成功を誓った。来季からイングランドの強豪マンチェスターU入りする日本代表MF香川真司(23=ドルトムント)が、福島県相馬市の日立木小学校で開催された「JFA・キリン スマイルフィールド」のイベントにゲストコーチとして参加した。

 小学生とボールを使ったゲームなどで交流を深め、元日本代表GK小島伸幸氏とのPK対決では豪快なシュートで周囲を沸かせた。

 宮城で中学時代を過ごしたこともあり、東北地方は第二の故郷といえる。東日本大震災後は長期オフのたび被災地を激励に訪れている。「凄いパワーをもらった。もっともっと活躍して日本に明るいニュースを届けられたら」。子供たちの笑顔に刺激を受け、新天地での活躍に思いをはせた。

 近日中にも渡英しクラブのメディカルチェックを受け、正式契約のサインをする見込み。ファーガソン監督も同席のもと、マンチェスターで移籍会見を開く予定だ。「子供に夢を与えられる存在でいたい」。ビッグクラブの一員となる23歳が海の向こうから東北に元気を送る。

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2012年6月20日のニュース