横浜開幕１０戦勝ちなし　樋口監督「負の連鎖を断ち切らないと」

Ｊ１第７節 横浜０―１磐田

（4月21日 ヤマハ）
　横浜は今季公式戦１０戦勝ちなしと低迷。肋軟骨損傷で戦列を離れていたＵ―２３日本代表ＦＷ斎藤が途中出場で復帰したが、復調のきっかけはつかめなかった。

　「あと一歩のところなんですけど、非常に悔しいです」と唇をかみしめた樋口監督。「やられた感じはしない」と話した通り、展開は優勢。選手は気迫を見せ、シュートは相手の倍以上となる１３本を放ったが得点を奪えなかった。

　「アグレッシブに戦えた。やりたいことができた中でそれでも勝てない。負の連鎖を断ち切らないといけない」と初勝利を切望した指揮官。自身の進退問題も浮上しているが「まず１勝してチームを変えていきたい」と話した。

　嘉悦社長も「内容はいい。全力でサポートする」と即時解任は否定した。