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「関西元気文化圏賞」大賞にINAC神戸 

[ 2012年1月23日 19:15 ]

 2011年の関西元気文化圏賞の大賞は、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の主要メンバー7人を輩出した「INAC神戸レオネッサ」に決まり、大阪市内のホテルで23日、贈呈式が行われた。

 賞は、文化を通じ関西から日本を元気にするのに貢献した人などに03年から贈られている。その他の受賞者は次の通り。

 【特別賞】山本能楽堂(能の伝承と普及)

 【ニューパワー賞】大阪ステーションシティ(JR大阪駅と南北の駅ビルで構成、11年5月に全面開業)▽スーパーコンピューター「京」の開発チーム(計算性能世界一を獲得)▽尾野真千子(大阪府岸和田市を舞台にしたNHK連続テレビ小説「カーネーション」で主演)▽万城目学(小説「プリンセス・トヨトミ」の作者)

 贈呈式で尾野さんはビデオレターを寄せ「少しでも多くの人に元気を届けられたらいいなと思っていたので、うれしい。これからもいろんな気持ちを皆さんに届けたい」と話し、万城目さんは祝賀会で「戦国時代と現代の間の大阪を舞台にした小説は少ないので、この分野を書いて関西に貢献したい」と語った。

 文化庁芸術祭賞の贈呈式も同時にあった。

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2012年1月23日のニュース