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シリア戦は“天王山” 関塚監督「しっかり仕上げて照準を」

[ 2012年1月23日 18:35 ]

 2月5日のシリアとの第4戦へ、関塚監督は並々ならぬ決意をにじませた。C組首位の日本だが、昨年11月に日本のホームでシリアと対戦した際は2―1で辛勝した相手。敗れれば2位に転落する。それだけに「天王山」と位置付け、万全を期す。

 通常なら国内組はオフ明けでコンディション面や試合勘に不安がある時期。米グアムで行った8日間の強化合宿で、じっくりと状態を見極め、今回は清武らベストメンバーをそろえた。

 さらにシーズン中の欧州組もチームに加えたい意向だ。「海外組の打診はしている。追加招集の可能性はある」と明言。具体的な選手名は挙げなかったが、ホームのシリア戦で決勝点を決めるなど実績のある大津は有力候補だろう。招集できれば、国内組への大きな刺激にもなる。

 第4戦に勝てば、3月の最終戦を待たずに2月22日のマレーシアとの第5戦で自力で五輪出場を決めることができる。関塚監督は「王手をかけられるシリア戦。しっかり仕上げて照準を合わせたい」と大一番を見据えた。

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2012年1月23日のニュース