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清武 決める7連勝弾!「内容はどうであれ勝ちたいっす」

[ 2011年9月21日 06:00 ]

笑顔で練習する(左から)酒井高、永井、清武

ロンドン五輪アジア最終予選 U―22日本代表―U―22マレーシア代表

(9月21日 ベアスタ)
 清武が勝利を呼ぶゴールを決める。ロンドン五輪アジア最終予選初戦、日本―マレーシア戦は21日、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで行われる。
【予想スタメン 五輪アジア最終予選C組】

 U―22日本代表は20日、試合会場で約1時間、冒頭15分間以外を非公開にして最終調整した。MF清武弘嗣(21=C大阪)は右MFで先発出場が濃厚。代表、クラブを通じてゴールを決めた公式戦は6連勝中で、16試合連続負けなし。持ってる男がゴール奪取を宣言した。

 責任と誇りが言葉の端々に感じられた。エースとして臨む五輪最終予選初戦を前に清武は「絶対に勝ちたい。内容はどうであれ、勝ちたいっす。勝って流れに乗りたい。早い時間に先制点を取りたい。しっかりゴールを決めたい」とゴール、勝利への渇望を口にした。

 決めれば勝つ。データも後押しする。清武がゴールを決めれば公式戦6連勝中。プロ入り後、ゴールを決めた19試合で負けたのは1試合だけ。大分時代の09年11月8日の横浜戦(日産ス)以降は公式戦16戦負けなしだ。

 6月19日のロンドン五輪アジア2次予選クウェート戦(豊田ス)でも「先制点を取りたい」と宣言して有言実行のゴールで、チームを勢いに乗せた。クラブでは合宿入り直前の14日のACL全北戦でプロ初の1試合2得点。10日のリーグ広島戦から2試合連続ゴール中と好調なだけに心強い。

 ▽ロンドン五輪アジア最終予選 アジアの出場枠は3・5枠。12チームを4チームずつ3組に分け、ホーム&アウェーの総当たりで対戦。各組1位が本大会出場権を獲得する。各組2位の3チームは中立地で総当たり戦を行い、1位が大陸間プレーオフに進出。アフリカのプレーオフ進出チームと対戦し、勝利すれば出場権獲得となる。

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2011年9月21日のニュース