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帽子に「初音命」 ラモス監督 天国の妻に勝利贈れず…

[ 2011年9月3日 09:27 ]

初戦のメキシコ戦を見詰める日本のラモス瑠偉監督

ビーチサッカーW杯1次リーグD組 日本2―3メキシコ

(9月2日 イタリア・ラベンナ)
 7月に最愛の妻・初音さんを亡くしたラモス瑠偉監督。「失ったものは大きすぎる。でも、彼女のために勝ちたい」と、帽子のつばに「初音命」と書いて臨んだが、初戦でまさかの黒星を喫した。

 1点リードで迎えた第2ピリオドでパスミスを連発し2失点。主将の河原塚は「1点を取って守りに入った。中盤でバラバラになった」と悔やんだ。

 1次リーグの残り2戦は、ウクライナと過去4度優勝のブラジルの強豪が相手。指揮官は「もう失うものはない。(次のウクライナ戦は)決勝戦のような重要な試合になる」と気持ちを切り替えた。(共同)

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2011年9月3日のニュース