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生き残りへ気合!最年少 小野&杉本が下剋上

[ 2011年8月30日 06:00 ]

フラフープを使った練習で笑顔を見せる小野(左)と高橋祥

U―22強化合宿初日

(8月29日 佐賀・鳥栖)
 9月21日にロンドン五輪アジア最終予選初戦マレーシア戦(鳥栖・ベアスタ)を控えるU―22日本代表は29日、佐賀県鳥栖市で強化合宿をスタート。チーム最年少の小野裕二(18=横浜)とFW杉本健勇(18=C大阪)ら25人は約1時間半、フラフープを使った練習など軽めのメニューで体を動かした。

 小野と杉本の18歳コンビは初日からやる気満々。「予選が近い中、呼んでもらえたので(代表に残る)可能性はある。ゴールに向かうプレーを見せたい」と小野が言えば、杉本も「小野は同じFW。ピッチに立ったら負けられない。結果にこだわりたい」とライバル心をむき出しにした。杉本は札幌合宿で初招集され、8月10日のU―22エジプト戦に途中出場。24日の横浜戦ではJ初ゴールを決めるなど好調をキープ。5月の豊田合宿を負傷辞退し、2月の中東遠征以来の招集となった小野も今季19試合に出場し、4ゴールとまずまずの結果を残しており、チームの底上げの期待がかかる。

 同代表は30日、ベストアメニティスタジアムで練習し、31日はJ1福岡と練習試合を行う。 

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2011年8月30日のニュース