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してやったりの長友「右でも左でも世界クラスのプレーができないと」

[ 2011年5月23日 11:07 ]

カターニア戦の後半、今季2点目のゴールを決め、お辞儀のパフォーマンスをするインテル・ミラノの長友(左)
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セリエA インテル・ミラノ3―1カターニア

(5月22日)
 ゴール右でパスを受けると、迷いなく右足を振り抜いた。力強いシュートがネットに突き刺さる。今季2点目を挙げ、お辞儀のパフォーマンスも見せた長友は「狙い通り。冷静に蹴れた。自分の着実な成長を感じている」と声を弾ませた。

 「暑かったから後半勝負になる」と見て、前半は攻撃参加を抑えめにしたという。少ない機会ながら前半8、35分に好クロスでチャンスを演出した。2―0とリードした後半18分、強烈なシュートをたたき込んだ。

 29日に決勝があるイタリア・カップは右サイドバックのマイコンが出場停止。決戦を見据えてレオナルド監督は普段は左でプレーする長友を右で起用した。どんなプレーをするか注目された中、小柄なDFは好結果で応えた。

 「このクラブにいるからには、右でも左でも世界クラスのプレーができないと駄目」とさらりと語る口調には、強豪クラブでしっかり足場を築いた自信が漂う。新天地での自身初タイトルがかかるイタリア・カップで、もうひと暴れを予感させた。(共同)

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