×

被災者にささげる 長友「狙い通り」

[ 2011年5月23日 11:05 ]

カターニア戦の後半、今季2点目となるゴールを決め喜ぶインテル・ミラノの長友

 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)は22日、各地で最終戦を行い、インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都がホームのカターニア戦の後半18分に右足で豪快にシュートを決め、今季2点目をマークした。

 長友は右サイドバックでフル出場し、チームは3―1で勝った。

 豪快なゴールを決めた長友は気持ちよさそうに質問に答えた。

 ―今季2点目。

 「いいタイミングで上がれていたし、狙い通り。冷静に蹴れた。(東日本大震災の)被災者の方々に(この得点を)ささげたい」

 ―ゴール後は「長友」コールが起きた。

 「もちろん聞こえた。サポーターが期待してくれているのは感じている。得点とかプレー内容で応えられていると思う」

 ―きょうは暑かった。

 「前半は相手がばてるのを待とうと考えながらやった。そういうこともできるようになっている。自分の着実な成長を感じている」

 ―29日にイタリア・カップ決勝がある。

 「いい感じで入れる。ここまで来たら優勝しかない」(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年5月23日のニュース