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2年ぶりの2発!高原が3戦ぶり先発で意地の完全復活

[ 2011年5月23日 06:00 ]

<大宮・清水>後半5分、清水・高原(中央)はゴールを決め小野(左)、高木(右)と喜び合う

J1第12節 清水4―1大宮

(5月22日 NACK)
 3戦ぶりに先発復帰した清水のFW高原が完全復活を遂げた。

 後半5分、DF辻尾の右クロスを左足ダイレクトで決めた2戦連発弾はJ1リーグ71点目。日本、アルゼンチン、ドイツ、韓国の4カ国のリーグ戦(すべて1部)で奪った得点を合わせると、自身通算100点目だった。

 さらに同14分には相手のパスミスを拾って左サイドを抜け出し、GKとの1対1を右足で冷静に決めた。浦和時代の09年7月以来2年ぶりの1試合2得点をマークした。

 「なかなか最初から出られなかったが、準備は常にやってきた。若手にいい影響を与えるには、ピッチで戦っている姿勢を見せるしかない」と高原。6月4日で32歳になる。MF小野は「ベンチスタートは選手にとって屈辱。一緒に毎日の練習で、若手に負けないように戦っている」とサポートを約束。高原が同い年の相棒との“共闘”でチームを引っ張っていく。

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2011年5月23日のニュース