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29日ホーム初戦 仙台に安全確保要望

[ 2011年4月6日 18:07 ]

 サッカーJリーグの大東和美チェアマン(62)が6日、東日本大震災で被害を受けたJ1仙台の本拠地ユアテックスタジアム仙台や、クラブハウスなどを震災後に初めて視察し、29日に浦和とのホーム初戦を迎える仙台に対して「安心、安全なスタジアムの確保をお願いしたい」と要望した。

 大東チェアマンは仙台の白幡洋一社長(67)の説明を受け、施設の被害を確認。「ユアスタの被害は思っていたほどではなかった。選手は成果を出し、被災地を勇気づけられるよう頑張ってほしい」とエールを送った。

 競技場は通路にコンクリート片が落下したり、会場入り口の地面が隆起するなどの被害があった。所有する仙台市は近く、修復工事を本格的に始める。白幡社長は「安全面は大丈夫だと考えている。少しでも快適に観戦してもらえるよう努力する」と話した。

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2011年4月6日のニュース