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意気込む香川「一番大事な試合」へ…異例の2時間半調整

[ 2011年1月25日 08:58 ]

準決勝の韓国戦に向け調整する香川(左)ら

アジア杯準決勝  日本―韓国

(1月25日 カタール・ドーハ)
 午後4時すぎに始まった日本の練習が終わったのは、とっぷりと日が暮れた6時半だった。通常、試合前日の練習は1時間ほどの軽い内容。だが23日を完全休養としたこともあり、ライバル韓国戦を前にした最終調整は約2時間半に及んだ。

 韓国メディアも見守った冒頭は、選手はいつものようにリラックスした様子だった。円の中に守備役を置いたパス回しでは、笑い声も上がる明るい雰囲気。報道陣を閉め出してから、戦術練習で攻守の連係を入念に確認したという。

 既に選手の頭の中では試合のイメージは出来上がっている。今大会、初先発するDF岩政(鹿島)は「相手攻撃陣はスピードがあるが、バランスを保って守れば最後に誰かが体を張って止められる」。準々決勝で延長を戦い、疲労が残るであろう韓国に対し、遠藤は「走らせることができれば」と狙いを語った。

 攻撃の鍵を握る香川(ドルトムント)は、準々決勝のカタール戦で2得点と上り調子で決戦を迎える。「今大会で一番大事な試合になる」と意気込んだ。(共同)

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2011年1月25日のニュース